学校現場では、ボランティアやインターンシップとして、大学生が支援をしている学校が増えてきています。この学校ボランティア制度は、教員を目指す大学生、学級担任の教員双方にとってメリットがあると感じます。私自身も大学生の時に学校ボランティアで多くのことを学びましたし、担任になってからは、学生ボランティアの方の支援で助けられたこともあります。
今回は、学生ボランティアとして参加する大学生側と受け入れる学校側のメリットをお伝えします。
学校側のメリット
・支援を要する子どもに対して、個別の支援を行うことができる。
・体力のある学生に力仕事をお願いすることができる。
・休み時間に子どもたちの遊び相手をしてもらえる。
・専門的知識のある学生から子どもたちにアドバイスをしてもらうことができる。
大学生側のメリット
・大学の講義では、学ぶことのできない学校現場の実情を知ることができる。
・担任の先生の授業を見ることで指導方法を知ることができる。
・個別の支援が必要な子どもの特性や支援方法を知ることができる。
・ボランティアなので、少額であるが謝金が支給されることもある。
私は障害のある子どもたちが、通常の学級で学んでいくためには、担任以外の支援者が必要だと考えています。次回は、実際に学生ボランティアの方が支援に入る時に大切なポイントを紹介します。次回もお楽しみに!!
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