授業のユニバーサルデザイン

 前回前々回の記事では、個別の支援についてお伝えしました。個別の支援は、非常に重要で欠かすことができないと思います。学級によっては40人近くの子どもたちが在籍していて、その中には特別な支援を要する子どもたちがいます。このような学級では、個別の支援を十分にできない場合があります。個別の支援を可能な限り減らしつつ、特別な支援を要する子どもたちが授業に参加するためには、授業をユニバーサルデザイン化することが求められます。全体への指導を工夫することによって、特別な支援を要する子どもたちも授業に参加できるようになります。

 上記は、授業のUD化モデルです。発達障害のある子のつまずきを取り除く工夫をすることが求められます。このモデルには、多くのことが書かれていますが、参加(活動する)の階層モデルから取り組んでみるとよいでしょう。次回は、体育のサイドマンサッカーを例にして子どものつまずきを取り除く工夫を紹介します。お楽しみに!!

インクルーシブ教育研究室

インクルーシブ教育について研究しています。これらから少しずつページを作っていきたいと思います。

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